50代になっても恋は続く。けれど、パートナーとの食事で「このお店、好みじゃないな」「食べ方が合わないかも」などと感じることはありませんか?
恋人との相性において、“食の好み”や“食事の価値観”は意外と大きな要素になるかもしれません。
本記事では、公的な調査データをもとに、50代カップルの食生活や支出傾向、食にまつわる価値観の違いを掘り下げていきます。
「食のズレ」は恋愛の障害になるのか?それとも絆を深めるチャンスなのか?自炊派も外食派も、食いしん坊カップルも、ぜひ参考にしてください。

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1. なぜ“食”が恋愛やパートナーシップに影響するのか
1-1. 50代以降の恋愛にとって“日常”は重要になる
若い頃の恋愛は、非日常やドキドキが中心だったかもしれません。しかし50代以降の恋愛は、日々の暮らしに溶け込んだ関係性が重視される傾向があります。
その中で「一緒にごはんを食べる時間」は、何よりも大切なコミュニケーションの機会。会話を楽しむ場であり、生活スタイルをすり合わせる場でもあります。
1-2. 食の価値観が違うと、日常がストレスになる?
たとえば、毎日自炊する派と外食が中心の派では、金銭感覚や健康意識にも差が生じます。「お惣菜ばかりでいいの?」「手料理じゃないと心がこもっていない気がする」など、小さな違和感が積み重なりやすくなるのです。
逆に、食の好みが似ているカップルは、より深い満足感を共有しやすく、信頼関係も育ちやすいという意見もあります。
2. 公的データから見る50代カップルの“食”事情
2-1. 自炊派が多い?外食派が増えている?
厚生労働省「国民健康・栄養調査」によれば、50代の単身世帯では、食事のうち「家庭食(家庭で調理した食事・弁当)」を食べた人の割合は、朝食で5割前後、昼食で4割前後、夕食で6割前後でした。いずれの時間帯でも、男性より女性のほうが10ポイントほど自炊率が高い傾向にあります。
基本は自炊を中心としつつ、週末やデート時には外食を楽しむという“ハイブリッド型”の食生活も多いのかもしれません。
ちなみに、2人以上世帯での夕食の自炊率は8割後半となっており、単身世帯と外食率の差が特に大きいことが見て取れました。
参考:厚生労働省「令和5年国民健康・栄養調査報告」https://www.mhlw.go.jp/content/001435384.pdf
2-2. 食費はどのくらい?恋人とシェアする食卓の金額感
総務省統計局「家計調査」によると、単身世帯の1か月の食費は約4万円、うち外食費は月に1万円前後で推移しています。恋人と外食をする頻度によっては、外食費が全体の3〜4割を占める場合もあるということです。
パートナーとの“食の楽しみ”にどれくらいお金をかけられるかは、収入だけでなく価値観の一致も重要なポイントになります。
3. 食の好みが恋愛関係に与える影響
3-1. 「味の好み」は相性を左右する?
NHK放送文化研究所の「日本人の意識調査」では、「味覚や食の好みが合う人と付き合いたい」と考える人が50代以降で約4割という結果が出ています。たとえば「濃い味が好き」「スパイスが苦手」「甘いものが苦手」など、日々の食事選びにも関わるポイントです。
「味の好みが合う=育った環境や生活リズムが近い」という見方もあり、深い関係を築くうえで無視できない要素となっています。
3-2. 健康志向 vs グルメ志向:すれ違いの原因に?
50代は健康が気になる年代でもあります。ハルメク 生きかた上手研究所の調査によれば、食事の重視点は、全体では1位「自分自身の健康」、2位「おいしさ」、3位「自分以外の家族の健康」でした。
(参考:https://www.halmek-holdings.co.jp/news/insights/2024/2n6ay4daspo/)
「塩分控えめの和食がいい」「脂っこいものは控えたい」と思っていても、相手が「肉とビールが好き」なタイプだと、食卓での満足感にズレが生まれやすくなります。特に同居や将来的なパートナーシップを考える場合、健康意識の差は衝突の火種になりかねません。
4. 食事スタイルから見る“相性”のヒント
4-1. 自炊派の魅力:家庭的で節約上手
自炊派のパートナーは、料理の腕前だけでなく、生活力や健康意識の高さが魅力とされています。
食材を選び、栄養バランスを考え、きちんと片づけをするという姿勢は、多くの人にとって安心感を与えます。特に再婚を視野に入れている人や、将来的に同居を考える人にとっては大きな安心材料になるでしょう。
4-2. 外食派の魅力:行動力と社交性
一方で、外食を楽しむ人は「流行に敏感」「美味しい店をよく知っている」「行動的」という印象を持たれやすいです。特に恋愛初期の関係では、一緒に新しい店を巡るデートが関係性を深めるきっかけになることも。
会話がはずむ食の場は、互いの価値観を知る場にもなります。
5. 中高年カップルの“食事デート”最新事情
5-1. 高級レストランより“気軽なグルメ”が人気に
全国信用50代・60代の食事デートで人気が高いのは、「リーズナブルで美味しいお店」「おしゃれなカフェ」「行きつけの居酒屋」といった選択肢。高級店よりも“気楽に楽しめる場所”が好まれる傾向があります。
これは「かしこまらない自然体の関係を築きたい」という中高年特有の恋愛観とも一致しています。
5-2. 食の共通点がデートの頻度にも関係?
同調査では「食の好みが似ているカップルほど、デートの回数が多い」という傾向も見られました。食事は“会う理由”であり、関係維持のための重要なルーティンになっているのです。
無理せず楽しめる食事スタイルの共有は、長く付き合っていくための土台といえます。
6. 食事とパートナーシップの“これから”
6-1. 共通点よりも“リスペクト”が大切
「味覚が合わない」「食べるスピードが違う」「食べ方が気になる」など、気になる点がゼロになることは難しいかもしれません。
でも、大切なのは「違いを認め合えるかどうか」。相手の食事スタイルを否定せず、尊重する姿勢こそが、大人の関係性にふさわしいコミュニケーションなのです。
6-2. 食を通じて新たな価値観を共有する
食は、単なる“栄養補給”ではなく、“文化”や“人生観”を共有するツールでもあります。
新しい料理に挑戦したり、相手の好みに合わせてみたりすることは、恋愛における柔軟性や好奇心を示す行為とも言えるでしょう。そうした“変化を楽しむ姿勢”が、恋愛を長続きさせる鍵になるのではないでしょうか。
まとめ:50代からの恋と食は、もっと自由でいい
50代から始まる恋愛やパートナーシップは、過去の経験を土台にした“自分らしい関係”を築くチャンスです。その中で「食」という日常的なテーマは、相性を見極める上でも、関係を深める手段としても、非常に重要な要素です。
自炊でも外食でも、好みが同じでも違っても、“食を楽しむ”という気持ちを共有できれば、きっと良い関係が築けるはずです。
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